大型プレキャスト工法
耐震性プレキャスト式アーチカルバート
MaxArch
【NETIS】QS-130030-A
平成28年熊本地震での地震荷重にも異常なし!
「Max Arch」は、ヤマックスが九州大学・熊本大学との共同研究により開発した耐震性プレキャスト式アーチカルバート製品です。
プレキャストコンクリート製のアーチ部材および脚部材と現場施工(もしくはプレキャスト製)のコンクリート底版と組み合わせることにより構築されます。
大型プレキャスト工法イメージ
ABOUT MAXARCH
MaxArch5つの特長
01
レベル2地震動に対応
PC鋼材によって一体化することで、地震などの荷重が一時的に作用し変形しても荷重が除かれると復元力により元に戻るため、耐震性に優れた構造となっています。先の熊本地震において、震度5強・6弱の繰り返し地震荷重を受けつつも異常はありませんでした。
02
工期短縮
底版コンクリートのみ現場打ちとすることで現場施工が少なく、工期の短縮が図れます。
03
製造・施工管理が簡便
プレキャスト部材は等分割のアーチ部材と脚部材の2種類であり、単純化・規則化でき製造管理、施工管理が簡便となるとともに、分割方法により1部材が小さくトラックでの部材運搬が可能となりました。
04
経済性が向上
アーチ構造で高土被り、大断面に適用でき、従来技術の矩形カルバートに比べ部材厚も薄く経済性が向上しました。
05
安全性が向上
地上部で組み付けるため支保工が不要でかつ足場工が減少し、高所作業など危険作業が軽減できるため施工時の安全性が向上。
MaxArchは2タイプ

アーチ部3部材、脚部2部材、計5部材もしくは、アーチ部1部、脚部2部材、計3部材で構成し、現場打ちコンクリートと組み合わせて構成します。
設計条件、現場条件等、経済性などを考慮してPCタイプ・RCタイプの最適な提案を行います。
また、さらなる工程短縮など施工条件により、底版部もプレキャスト化することも可能です。
MaxArch施工手順
MaxArch施工例
[宮崎県] 東九州自動車道今泉工事
NEXCO西日本 B8100xH9000(RCタイプ)
[鹿児島県] 東九州道(志布志〜大崎)小牧地区函渠工工事
国土交通省 大隅河川国道事務所 B8200xH8000(RCタイプ)
[佐賀県] 佐賀497号乙房地区函渠設置工事
国土交通省 佐賀国道事務所 B12300xH9600(PCタイプ)
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